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慶運ストーリー

慶運の役割と責務

これまでの役割

 私たち慶運は、食糧自給率の低い日本に《安心・安全でおいしい食品を安定して供給する》という、とても大きな役割を担ってまいりました。

 世界無形文化遺産にもなった日本の和食文化を支えながら、同時に、多種多様でハイレベルな日本のニーズを満たしていくためには、おいしい食材・食品の安定した供給が欠かせないことだったのです。

慶運ストーリー
和食文化を支える安心・安全でおいしい食品
実績

 私たちが供給する食材・食品は、日本国内の大手コンビニエンスストアや外食チェーンなどを通して、日本の食の豊かさに大きく貢献してまいりました。

 私たちの供給する商品には、厳しい条件が課せられます。その良し悪しが誰にでも容易に判断され、品質の劣るもの、鮮度の劣るもの、真の需要とズレのあるものなどは、消費者のニーズを満たすことができないのです。

 そうした厳しいニーズを全て満たしてきたことによって、私たちは常に時代の最前線に立ちつづけることができたものと自負しております。

慶運ストーリー
空から見たノルウェーの田園風景
責務

 私たちの事業の第一歩は、《世の中の大きな流れと消費者ニーズを理解すること》から始まります。

 そこには、世界全体の時代の流れ、地域ごとの時代の流れを正しく理解し、これから目前に起こりうる新しい流れを適確に予測することが欠かせません。

 私たちには、その予測をはずすことが許されていません。生産準備に取りかかる時点と、消費者の手に届く時点との間には、埋めようのないタイムラグがありますから、私たちのサービスは、サービスの現在にはなく、消費者の未来にのみあるのです。

慶運ストーリー
新しい流れを適確に予測
これからの役割

 取り扱い商品は、すでに食品とは限りません。

 これまでに築いてきた《国内外からの大きな信頼》。それは《私たち慶運でなければ成し得ないサービスへの大きな期待》であるということを理解しています。

 その期待にこたえ、私たちは次の2つをベネフィットの柱として、より多くの人々の幸福に貢献してまいります。

 1. 本物を提供すること。
 2. かけがえのない価値を生み出すこと。


慶運ストーリー
本物と、かけがえのない価値を。




代表取締役 平木ひらき 健師たけし プロフィール

慶運ストーリー
株式会社慶運代表取締役 平木 健師
 株式会社慶運の創業者であり代表取締役である平木健師は、茶どころ静岡県藤枝市の茶商の家に生まれ、幼いころから、茶の生産・加工・販売という、家業の厳しさと達成の喜びを、肌に染みこませて育ちました。

 平木の未来を見る目は、大学受験のころにはすでに抜きん出ていました。選んだ学業は、中国語を修得することだったのです。

 「中国は必ず成長する」

 平木がそう確信した当時の中国は、経済成長などまだまだ先の話で、文化大革命が終わったばかり、人民服に自転車の洪水という時代です。

 「世界に視野を広げるためには、まずこの中国と関わっていこう」

 そう考えて、平木は十代にして中国語の習得を決意したのです。

 しかしながら、日本国内の外国語学科のほとんどは、4年間の学業だけでは使える外国語を修得するに至らないというのが現実です。それに気づいていた平木は、学業で単位を取ることよりも別のことに夢中になっていきました。それは、学内にいる中国語圏などからの留学生たちとの交流でした。

 中国語による留学生とのコミュニケーション能力を身につけていくに従って、平木は視野を大きく広げていきました。そして大学卒業時には、すでに中国語を自在に使うレベルに達し、海外との人脈も築きはじめていました。

 日本人として日本語で考え、なおかつ中国語でも考えて未来を予測し、行動する。その視野の広さと洞察力、そして行動力と人脈を広げる能力は、社会に出るやいなや周囲の人々が目をみはるほどのものでした。そして1990年代のうちに貿易業で独立し、身を立てるに至りました。

 台湾、香港をはじめとして、中国各地に深い絆で結ばれた貴重な人脈を広げていき、日本の消費者が日本製以上であると満足する極めて高品質な商品の開発と輸出入を行なう事業を成功させました。

 2001年、21世紀の始まりとともに株式会社慶運を開業。

 あくまでも少人数でコンパクトな会社ながら、国内外の同業者や関連事業者から絶大な信頼を勝ち取り、社員一人あたりの売上高を数億円規模にまで成長させています。